APS12625、APS12626:2D, デュアルチャネル, 低電圧ホール効果ラッチ

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Description

Top Features

APS12625とAPS12626の二次元ホール効果ラッチファミリーは、安全関連コンポーネント(SEooC)としてISO26262に準拠して開発されました。このファミリーのデバイスはASIL-A規格に準拠し、安全システムでの使用に最適です。

APS12625とAPS12626は二次元ホール効果ラッチ集積回路で、垂直、水平両方のホール素子を備えています。デバイスは垂直、水平のホール素子(XY、ZX、ZY)の組み合わせ3つ全てで使用できます。これら3つのオプション全ては互いに直角に交わる検出軸と、リングマグネットに対して90度の位相分離を備えています。位相分離は本質的に磁極の間隔とエアギャップに対して独立しています。

これらのデバイスには二次元構造を採用しており、2つの出力オプションと3つの検出軸で、モーターと磁気エンコーダーの設計を非常に小さな専有面積で簡素化します。APS12625とAPS12626は、エンドシステムの磁気設計にこれまでにない柔軟性を与えます。2つの出力オプションには、速度と方向出力(APS12625)および直交チャネルAとチャネルB出力(APS12626)があります。

このファミリーの独自の機能のため、ホストシステムは、センサーがヒステリシス領域で電源投入された場合に、デバイスの電源を切り、再び入れることで正しいステートを回復できます(-Pオプション)。このため、センサーの1つまたは複数がヒステリシス領域でデバイスの電源が切・入された場合に失うカウントやパルス数の蓄積を減少できます。
これらのデバイスは1つのシリコンチップ上に3つのホール素子プレート(1つは水平で2つは垂直)、マルチプレクサー、小信号アンプ、チョッパ安定化回路、シュミットトリガー、そして最大10mAの引き込み能力のある2つのNMOS出力トランジスターを備えています。これらのデバイスには低電圧設計を採用しており、動作電圧範囲は2.8~5.5V、温度範囲はL(–40°C~150°C)です。APS12625とAPS12626は接合部温度175°Cで500時間の動作適格性を得ています。

APS12625とAPS12626は5ピンのSOT23W表面実装パッケージ(LH)でお届けしており、磁石からセンサーへの向きに応じて2つのオプションがあります。このパッケージはRoHS準拠、鉛フリーで、リードフレームは100%無光沢スズメッキ加工されています。

ASILロゴAVHTデバイス

  • モーター、エンコーダー用の、高度に柔軟で使いやすいセンサー
  • ASIL-A機能安全準拠
  • 水平と垂直のホール素子による二次元的な磁気検出
    • 磁極ピッチとエアギャップに直行独立性があり、ターゲット最適化は不要
    • ターゲットに対してほとんどあらゆる方向で使用可能(XY、ZX、ZYオプション)
  • カウント、パルス喪失の蓄積を減少
    • システムは電源オフ・オンの後に正しいステートを回復(-Pオプション)
  • 直交信号または速度/方向信号のデュアル出力
  • 高磁気感度
  • 安定化電源使用の用途に最適化
    • 動作電圧2.8~5.5V
  • 車載グレード
    • AEC-Q100認定
    • 最高TJ 175°C
    • 出力短絡保護
    • 物理的ストレスへの耐性
  • 小型

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