A3211 および A3212:省電力, 超高感度ホール効果スイッチ

A3211 および A3212 の集積回路は超高感度、極性に依存しないホール効果スイッチでラッチ デジタル出力があります。携帯電話、コードレス電話、ポケットベルやパームトップ コンピュータなどのバッテリ式ハンドヘルド機器の操作に特に適しています。2.5 ~ 3.5 V の動作と独自のクロック スキームは動作時平均所要電力を 2.75 V 電源で 15 µW 以下に低減します。

他のホール効果スイッチと異なり、A3212 では十分な強度がある N 極または S 極が出力をオンにし、磁場がない場合に出力がオフになります。A3211 には反転出力があります。極非依存性、および最小所要電力により、これらのデバイスはリード スイッチに簡単に置き換わります。優れた信頼性と製造しやすさを実現し、信号条件の要件をなくします。

安定性の向上はチョッパ安定化 (動的なオフセット キャンセル) により可能となり、一般にオーバーモールド、温度依存性、および熱応力によって引き起こされる残留オフセット電圧を低減します。

このデバイスは、ホール電圧発生器、小信号増幅器、チョッパ安定化、ラッチ、および MOSFET 出力を 1 つのシリコン チップ上に実装しています。最先端の CMOS 処理では、低電圧要件、低電力要件、コンポーネント照合、非常に低い入力オフセット エラー、および小さなコンポーネント形状を活用します。

4 種類のパッケージ スタイルは多くの用途に対応する磁気的に最適化されたソリューションです。ミニチュア薄型表面実装型パッケージ タイプ EH および EL (公称高さ 0.75 mm と 0.50 mm) は鉛を使用していません。LH は 3 ピン薄型 SMD、UA は挿入実装型の 3 ピン SIP です。パッケージは鉛フリーで (末尾は -T)、リードフレームは 100% 曇り錫でめっき加工されています。