AC 電源監視または DC 電源監視をデバイスに追加する必要があるなら、ACS37800 電源監視 IC はタスクを劇的に簡素化するでしょう。デバイスのコアに統合された当社の電流センサー技術は、ホール効果とガルバニック絶縁を活用しており、余分の基盤スペースを必要とせずに絶縁強化を実現します。マイクロコントローラ ユニットと同じ電源で駆動する場合、複数の電源やデジタル絶縁 IC が不要になるため、プリント回路基板 (PCB) のサイズを削減できます。
絶縁電流は、導体が組み込まれた磁場を差動的に検出する 2 つのホール プレートによって測定されるため、外部のセンサー抵抗器、変流器、Rogowski コイルを必要としません。この検出スキームにより、PCB サイズをさらに削減でき、浮遊磁場によって生じるエラーを除去する、高度に統合された電源監視 IC を実現できます。
複数のパラメータはユーザーがプログラミングできます。これには、時間またはチャネル、およびフォールト レベルの平均化およびゼロクロスが含まれます。さらにすべてのセンサー機能と主要な電源測定は、inter-integrated circuit (I2C) インターフェイスまたは serial port interface (SPI) を介して読み出すことができます。また、電圧または電流のゼロクロス (調光アプリケーションに最適) および高速過電流フォールト (短絡の検出) 向けの 2つの専用ピンを構成して、Vrms に不足/過電圧のフラグを立てることができます。グラフィカルなユーザー インターフェイス (当社のソフトウェア ポータルでダウンロード可能) を使用すると、デバイス構成を促進できます。
ACS37800 は 2 つのバリアント、表面実装 SOIC16 幅広、鉛 (Pb) フリーパッケージで提供されます。MA は 0.85 mΩ 内部導体抵抗を、MC は 0.265 mΩ 内部導体抵抗を備えています。
ACS37800 は、工場出荷前に完全に較正されています。さらにアプリケーションで較正することで、精度を向上させることができます。