A4970 モータ ドライバは、バイポーラ ステッピング モータの両方の巻線の駆動や、2 つの DC モータの双方向制御を行います。両方のブリッジとも 45 V を維持することが可能で、750 mA までの出力電流の内部パルス幅変調 (PWM) 制御が含まれています。
PWM 電流制御での最大出力電流は、ユーザーが選択する基準電圧とセンサーの抵抗によって決まります。2 つのロジックレベルの入力によって、出力電流の制限が最大レベルの 0%、33%、67%、または 100% から選ばれます。各ブリッジへの PHASE 入力は、負荷電流の方向を決定します。
MOSFET 出力構造の固有のダイオードによって、誘導過渡が防止されます。内部で生成される遅延によって、電流方向を切り替えるときのクロスオーバー電流が回避されます。特別な起動シーケンスは不要です。熱保護回路によって、チップの温度が安全動作制限を超えると出力が無効になります。
デバイスは、2 組のバットウィング リード (LB) 付きの 24 ピン表面実装幅広 SOIC で提供されます。クモの巣状のピン構造により、可能な限り最小の構造で最大限のパッケージ電力消費が実現します。このパッケージは鉛フリーで、リードフレームは 100% 曇り錫でめっき加工されています。