A5950: DC モータ ドライバ

DC モータの PWM (パルス幅変調) 制御用に設計された A5950 は、±3 A までのピーク出力電流容量があり、動作電圧は 5.5V ~ 40 V までとなっております。DC モータは標準的なPHASE と ENABLE 信号を用いフォーワード、リバース、慣行やブレーキモードで制御出来ます。電流減衰は高速また低速をMODE ピン経由で選択出来ます。

A5950は電流制御向けのオフ時間固定の調整可能なPWMレギュレータを内蔵します。モータの電流/トルクは電流 対 電圧 出力 AIOUTを用いてモニターする事が出来ます。PWM動作中は内蔵した同期整流の制御回路を用い消費電力を改善します。

内部回路保護には、過電流保護、モータ リードの電源短絡またはグラウンド短絡、ヒステリシスを伴う過熱時の警告とサーマル シャットダウン、低電圧保護、およびクロスオーバー電流保護が含まれます。 オープン ドレインの診断出力 (FAULTn) が利用出来ます。

A5950 は、薄型で 4 mm × 4 mm の 16-コンタクトの QFN パッケージ (末尾“EU”)で100% 曇り錫でめっき加工されているオプション付き (末尾 “-P”)または16-リードの eTSSOP (末尾 “LP”) で提供され、これら3つのパッケージは放熱機能が強化された露出パッドが付いております。

AEC-Q100 グレード 0 に準拠した車載用バージョン (A5950K) が利用可能です。