リニア出力ホール効果センサーの新しいアプリケーション (変位量および角度位置) では、冗長出力と共に高い精度を必要とします。Allegro A1359 のプログラム可能なリニア ホール効果センサー IC は、これらの目標を両方とも満たすように特別に設計されています。このリニア デバイスに関連する機能によって、高い精度を必要とする自動車および工業用途での使用に最適となり、この温度安定デバイスは、幅広い温度範囲 (–40°C ~ 150°C) にわたって動作します。
デバイスの精度は、特定の用途または回路のデバイス感度、静止時電圧出力 (QVO:磁場がない場合の出力)、および静止時デューティ サイクル (QD) を最適化するために、Allegro 工場でプログラムされることにより強化されています。また、A1359 を使用すると、Allegro のラインの終わりでのテストで感度と QVO/QD の両方に対して温度係数をプログラミングすることで、動作温度範囲全体における性能を最適化できます。このレシオメトリック ホール効果センサー IC は、印加した磁場に比例するアナログ電圧とデューティ サイクルを持つ PWM 信号を提供します。
それぞれの BiCMOS モノリシック回路には、ホール エレメント、ホール エレメント固有の感度ドリフトを減らす温度補正回路、小信号の高ゲイン アンプ、固定された低インピーダンス出力部、および独自のダイナミックなオフセット キャンセル技術が組み込まれています。
A1359 は、8 接点表面実装 TSSOP (末尾は LE) で提供されており、鉛フリーで、リードフレームは 100% の曇り錫でめっき加工されています。