Allegro A1205ホール効果バイポーラ スイッチは、よく知られているAllegro A3134バイポーラ スイッチの次世代、拡張デバイスです。A1205はA1201と仕様が同じですが、省エネのためにパルスVCCが必要となる用途に適しています。VCCが安定している標準的な用途については、A1201~A1204のデバイスを参照してください。
A120xシリーズは全体的にBiCMOSテクノロジーで製造され、高速電源投入時間と低ノイズ動作を特徴とするデバイスで構成されています。デバイスのプログラムをパッケージ後に行うことでパッケージのストレスによるオフセットを排除し、スイッチポイントをより正確にしています。独自のホール素子配置と低オフセットアンプの採用でノイズを抑え、また一般にデバイスのオーバーモールド、温度、熱応力によって引き起こされる残留オフセット電圧も低減しました。
A120xシリーズのホール効果バイポーラ スイッチは、単一のシリコンチップに次の機能を搭載しています: 電圧レギュレータ、ホール電圧発生器、小信号アンプ、シュミットトリガ、NMOS出力トランジスタ。電圧レギュレータを内蔵していますので3.8~24 Vでの動作が可能です。充実したオンボード保護回路のため、外部部品の追加無しで絶対最大定格電圧±30 Vを実現し、車載やモーター通信用途で優れた保護をします。