高度な診断機能を内蔵したチョッパ安定化高精度ホール効果スイッチ

A1160

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Description

Top Features

A1160は外部より診断機能を有効に出来るユニポーラのホール効果スイッチです。通常動作時にはA1160は標準的なユニポーラのホール効果スイッチとして機能します。出力トランジスタは十分な強度の磁場(>BOP(max))が存在する場合にオン(出力信号はLOW)となります。またA1160の出力トランジスタは磁場(<BRP(min))が取り除かれた時にオフ(出力信号はHIGH)となります。

A1160はホール素子のそばに伝導性コイルを内蔵しています。診断機能が有効化された時にこれらのコイルにエネルギーが蓄えられます。これらの活性化されたコイルで内部に磁場が生じ、ホール素子によって検出が可能になります。診断モード時にはA1160の出力ピンは内部で発生された磁場をICが検出した事を示す矩形波を出力します。診断機能により、IC内部の磁気と電気信号の経路を診断しICの機能が完全に動作している事を確認できます。これら機能によりA1160を用いる事で安全性と過酷な条件を要求されるアプリケーションで要求される冗長なセンサーの必要性を排除、または冗長なセンサーの必要な安全性と過酷な条件を要求されるアプリケーション(drive-by-wire等)での堅牢性を向上する事ができます。

A1160 ホール効果センサー IC は、温度安定性とストレス抵抗が極めて高く、150°C までの広範な温度範囲での動作に特に適しています。優れた高温性能は動的なオフセット キャンセルにより可能となり、一般にデバイスのオーバーモールド、温度依存性、および熱応力によって引き起こされる残留オフセット電圧を低減します。このデバイスは、電圧レギュレータ、ホール電圧発生器、小信号増幅器、チョッパ安定化、シュミット トリガ、および最大 25 mA の引き込み電流を駆動できるオープン ドレイン出力を 1 つのシリコン チップ上に実装しています。内部レギュレータにより3.8~24Vの電源電圧で動作可能です。

A1160は5-pin SOT23Wのパッケージです。 パッケージは鉛フリーで、リードフレームは100% 曇り錫で、めっき加工されています。

 

  • AEC-Q100 認定 
  • ユニポーラスイッチポイント
  • 診断機能を外部よりイネーブル可
  • 診断機能により、IC内部の磁気と電気信号の経路を診断
  • 物理的ストレスへの耐性
  • 先進的なチョッパ安定化技術を使った優れた温度安定性
  • 出力ショート防止
  • 電圧レギュレーターを内蔵し未調整電源で動作可能
  • 逆バッテリ防止
  • ソリッド ステートの信頼性
  • 小さいパッケージ サイズ

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