Allegro MicroSystems が絶縁ゲート ドライバーのポートフォリオにバイポーラ出力パワースルー IC を加え、ラインナップを拡充

1月 09, 2024
AHV85111 self powered single channel isolated gan fet gate driver with regulated bipolar output drive press release image

新製品の安全機能で電気パワートレイン システムの動作時の高温状態を保護

ニュー ハンプシャー州マンチェスター – 2024 年 1 月 9 日 – 世界有数のモーション制御システムおよび省エネ システム向けのパワー ソリューションおよびセンシング ソリューション企業である Allegro MicroSystems, Inc. (以下、「Allegro」) (Nasdaq: ALGM) は本日、高圧電源ポートフォリオの第 2 弾となる製品の発売を発表しました。Allegro の AHV85111 絶縁ゲート ドライバー IC ソリューションを採用すれば、必要不可欠な安全機能を取り入れつつ、e-モビリティOBC/DCDC などのクリーン エネルギー用途太陽光インバータデータ センター、電源など各種用途向けの高出力エネルギー変換システムの設計を簡素化できます。

Allegro で高圧電源事業部の事業部長兼事業所長を務めるヴィジェイ・マンターニは、次のように話します。「Allegro は高圧電源のポートフォリオを拡張するために買収で取得した技術基盤を引き継いで開発を続けています。このラインナップで目指すのは、設計者の作業を効率化し、クリーン エネルギーや e-モビリティ システムにおける出力密度に対するニーズを満たすことです。当社のバイポーラ出力の最新機器はノイズ イミュニティを高め、高周波電源コンバータの設計を大幅に簡素化してくれます」

Allegro の既存のパワースルー技術をベースに開発された AHV85111 は、シンプルで合理的かつ安全なソリューションを開発したいという設計者の声に応えるべく設計されました。AHV85111 ゲート ドライバーを採用すると複雑な絶縁型のマイナス DC 電源を設計する必要がなくなり、不要な外部コンポーネントを配置せずにすみます。これは製品化に要する時間の短縮には不可欠な、バイポーラ出力が可能になるためです。Allegro の最新のパワースルー ソリューションには、電動パワートレイン システムの高温動作やソーラー使用でのマイクロインバータ内で生じうるノイズの多い環境への反応、データ センター用電源、電気自動車向けの車載充電器を保護するために設計された安全機能も搭載されています。

AHV85111 ゲート ドライバーには Allegro のパワースルー技術が持つすべてのメリットが詰め込まれています。競合他社の製品と比べてコモンモードの静電容量を 1/10 に抑え、フットプリントは 50% に、ノイズは 1/10 に低減し、省電力性能を 50% 向上させていることに加え、高温動作に対する保護機能もシステムの堅牢さを一層高めています。

AHV85111 パワースルー ゲート ドライバーの詳細については、https://www.allegromicro.com/en/products/motor-drivers/gate-drivers/ahv85111 をご覧ください。

Allegro MicroSystems について
Allegro MicroSystems, Inc. は、自社工場を持たず設計開発に特化した世界有数のメーカーであり、センサー用集積回路 (以下、「IC」) や自動車および産業別市場で先進技術を具現化する、特定用途のアナログ電源 IC のマーケターでもあります。Allegro では豊富な製品ポートフォリオを取り揃えています。 自動車の電動化および ADAS (先進運転支援システム) による安全機能、Industry 4.0 に対応するための自動化、データ センタークリーン エネルギー用途の省電力技術など、省エネで信頼できるソリューションをご用意しています。詳細については、https://www.allegromicro.com/en/ をご覧ください。

Media Contact:
タイラー・ウィランド
コーポレート コミュニケーション担当
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tweiland.cw@allegromicro.com

Allegro についてのお問い合わせ先
ジョリーン・フーバー
IR およびコーポレート コミュニケーション事業部長
Jhoover@allegromicro.com